| カテゴリー | ダメダメ家庭出身者の状況 |
| 配信日 | 03年11月14日 |
| タイトル | 登校拒否、引きこもり |
もし、嵐が来ていて海が逆巻く状況の中、「港から船を出してくれ!」と言われた場合、船長さんは何を考えるでしょうか? 今後の嵐がどう悪化していくか?・・・勿論ね。 船にどれくらい強度があるか?・・・当然でしょ。 そもそも出航する必要があるの?・・・ごもっとも。 しかし、考えなければならないのは、嵐の中航海して、船にダメージを負った場合、港に戻って修理できるか?どうか?ですよね? どんなに厳しい航海でも、港に戻ってきてちゃんとメンテナンスできるのなら、多少の危険があっても出航することができる。 ところが、マストが折れたり、船体に穴が開いたりしてしまった後で、船の修理のしようがないような港だったら、出航できませんよね? あるいは、マストが折れたりその他のダメージを負ったりしたら、戻った後の港で散々責められるような場合には、絶対に出航しませんよね? 「ちゃんと船を操縦しないから、こんなに壊れるんだ!!」なんてね・・・ 港が悪いからこそ、港から出航できない。 港がしっかりしていれば、安心して出航できるわけです。 港に留まっているからといって、港を気に入っているわけではないんです。むしろ逆なんですね。 ということで、登校拒否や引き篭もり。 子供がこのような状態に陥ると、周囲の人間は「がんばって学校へ行け!」と励まし、サポートするようですが・・・ これはさながら、嵐の中に出航する船に、「ガンバレ〜」と景気付けのラッパを鳴らすようなもので・・・意味ありませんよね? 嵐の中の出航を考えている船長さんには、「もし、航海の間、船にトラブルがあったら万全のサポートをするよ!」と言った方が船長さんは安心して出航できるでしょ? 登校拒否も引き篭もりも、外の世界での失敗を受け入れない家庭そのものの問題なんですね?家庭がダメダメなので、家庭にいざるを得ない。逆説的ですが、そのようなものです。 学校で子供が失敗をやらかした場合、親がどのように対応してきたか? それまでの子供への親の対応の蓄積が、登校拒否という結果になるんですね。 学校でトラブルを起した場合、 「まあ〜、この子は〜、親に迷惑をかけてばっかり・・・・困ったモンだ・・・」 「他の子のようにやっていればいいのよ!」 「こっちも忙しいんだから、自分でなんとかしなさい!!」 なんて言われていたら、不登校にもなりますよ。 だって外で失敗したら、親から責められるわけですので・・・ 大体において、登校拒否の家庭を見ると「何故に子供が登校拒否になっているのか?」という疑問がわいて来る事はむしろまれです。 逆に「そもそもこんなダメダメ家庭なら、子供が登校拒否になることは明白なのに、何故にそれが分からないのかな?」と不思議に思ってしまうんですね。 ところが、そこがまさにダメダメ家庭のダメダメなところで・・・ 御立派なカウンセラーに相談したり、挙句の果てには陰陽師に相談したり・・・と一生懸命に対応する家庭もあります。 しかし、カウンセラーや陰陽師とは話をしても、実際に登校拒否している子供の話を真摯に聞くことはしないんですね? だから親のほうも、カウンセラーや陰陽師が話した話は、色々と話せるんですが、子供の考えは全然話せないわけ。 そして、親がカウンセラーのような相談相手に依頼するのは、「どうやったら世間並みに子供が学校に行くのか?」であって、「何故に子供が登校拒否をしているのか?」ではないんです。 そして子供に対して言うのは 「とにかく、世間の普通の子供のようにやってくれ!!」 と、そればっかりなんですね。 ホント、シュールがギャグを見ているような気になるものです。 勿論、親には親権という法律で認められた権利があります。だから最終的にその権利を行使すれば、子供を学校に行かせることはできなくもないわけです。しかし、何の解決にもなっていないわけですね。 ただ親は「世間並み」ということに拘っているだけで・・・ そしてその「世間並み」が達成された段階で満足してしまっている。 外での失敗を受け入れないダメダメ家庭は、家庭内での失敗も認めないわけです。 こうなると子供の将来は見えていますが・・・ だって、中学校に無理に行かせたって、高校中退でしょ? あるいはさっさと家をでちゃうとか・・・ ダメダメ家庭ではそんなことも考えられないんですね。 (終了) *************************************************** 発信後記 大阪の河内長野での事件へのコメントは本当にシュールそのものですね。 警察もマスコミも学者もバカばっかり。 結局事件そのものしか見ていなくて、それに至る家庭内の会話に発想が行かないんでしょうが・・・ 原因があるから、結果があるわけで・・・ |
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