| カテゴリー | ダメダメ家庭出身者の状況 |
| 配信日 | 04年4月23日 |
| タイトル | 夕陽詩人症候群 |
まあ、ダメダメ家庭の女性は「恋に恋する」女性になりがちです。 現実では家族からのサポートもなく、自分の希望がかなえられないので、どうしても妄想の世界に生きてしまうんですね。おまけにコミュニケーション能力が低いので、現実の人間とはコミュニケーションを上手く取ることができない。だからますます妄想の世界に生きることになる。 勿論、女の子だったら誰でも一度はそのような「恋に恋する」時期もあるでしょ?なかったらさびしいですよね? しかし、ダメダメ家庭の女の子は歳をとっても「恋に恋する」女の子なんですね。 私はそのような女性の症状?を、「夕陽詩人症候群」と名づけたことがあります。本なんかには書いてないですよ。私が個人的に名づけただけですから・・・ 学校で放課後ふと見ると、クラスメートの○○君が窓際で本を読んでいる。 夕陽を浴びて物憂げな風情。前髪がちょっと目にかかる。 『何読んでいるの?』 「ちょっと中原中也の詩集をね。」 あらっ!なんて素敵! おまけに○○君が下校途中で子犬にパンなどを与えているのを見たりすると、もう決定的! なんてやさしい人!! この人こそ私の運命の人なんだわ!! 勿論それもいいでしょう。しかし、重要なのはその○○君との会話ですよね? 本当に中原中也について会話すればいいわけです。 ただ夕陽詩人に恋する女の子は、この会話が発展しない。 夕陽を浴びて、物憂げに詩集を読む男性・・・そのシチュエーションだけで満足しちゃっているんですね。 勿論そんな時期もあるでしょう。 しかし、このまま突っ走って結婚してしまったら問題ですよね? 女性の方は、「夕陽詩人」に恋しているのであって、現実の○○君に恋しているわけではない。男性だっていつまでも「夕陽詩人」ではいられないでしょ? 歳を取ったら、たまにはオヤジ系の本も読んだりするでしょ? そうなると、「恋に恋する」女性は烈火のごとく怒り出す。ほとんど涙目になって夫に抗議する。 「○○クン!どうしちゃったの?!中原中也は?中原中也のこと忘れちゃったの?」 しかし、そう詰め寄られた夫のほうはキョトンとなる。 「何?いったい何いっているの?」 こうなると、夫婦の会話がなくなってしまうわけ。 そして妻は嘆くことになる。 「夫は変わってしまった・・・」 この次に来るのは決まっていますよね? 自分の子供を夕陽詩人に仕立て上げる努力が始まるわけです。 しかし、子供だって「この本を読め!」なんて親から言われても困っちゃうでしょ? ただ子供は形の上では親に合わせてくれる。 夕陽詩人症候群の女性は、これで満足しちゃうんですね。 このような夕陽詩人症候群の人は「恋に恋している」のであって、現実の○○君に恋しているわけではない。 また似た症例として「自分の善意に恋する」パターンもありますね。 最近話題になった熱血ボランティアです。 このような熱血ボランティアも、シチュエーションが重要であるわけ。 シチュエーションが、いかにも貧困で、いかにもメチャクチャでないと、「燃え盛る我が善意」が満足しない!! ということで、より過激なシチュエーションを求めてしまうんですね。 結局、恋に恋している女性も、熱血ボランティアの方も、シチュエーションしか見ていないわけ。 本当の相手を見ていないわけですね。 だから善意があっても、結局はダメダメであるわけです。 (終了) *************************************************** 発信後記 このメールマガジンは私の勝手な造語を多く使っています。 タイトルの「ダメダメ家庭」も造語ですし、「目次録」も造語です。 今回のお題の「夕陽詩人症候群」も造語。 言葉は作ったものですが、このような人は沢山いますよね? ちなみに、中原中也は日本の抒情詩人です。ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんので・・・ご参考までに・・ |
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