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ダメダメ家庭出身者の状況
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カテゴリー ダメダメ家庭出身者の状況
配信日 04年8月27日
タイトル 妙にお金の問題に詳しい

何事も知識があるに越したことはありませんよね?
文化、社会常識、ゲームのような遊びに関わることもあります。

しかし、こんな子供が何故にこのようなことを知っているの?といった類の知識もあります。まあ、年頃になると、「H(エッチ)」な知識に興味を持ったりする。これはちょっと子供らしくないかもしれないけど、人間らしいことは確か。逆に、全然興味を持たなかったら不気味ですよ。

むしろ、「何故、この子は、こんなことを知っているの?」と周囲の大人が驚かされるのは、経済に関する知識です。小学生のクセに
「現在の年金制度では、扶養者の立場は・・・・」
「今の税制の問題点は・・・」
「私立高校、私立大学・・・と進学すると、それにかかる経費は・・・」
とか、言ったりするわけ。
確かにその知識は間違いではないでしょうが、そんなことを知っている小学生って一体何?
一体どこで勉強したの?そんな知識・・・

いうまでもなく、そのような知識は家庭内の親の会話の反映なんですね。
家庭内で、常に経済的な問題が会話の遡上に上っている状態。それだったら、子供だって門前の小僧でそれらの問題を勉強できますもの。

しかしねぇ・・・
では、小学生の子供がどのようにその知識を使うのでしょうか?
それこそ自分が進学して学費が必要となるとき?それまでの勉強の成果を生かして、経費のかからない学校に進学することができますよね?

年金の問題だってそう。
親に安心した老後を送ってもらうために、どのような年金の払い方が有効なのか?年金が十分でない場合にはどのように自分が補助していけばいいのか?
まさにそれまでの勉強の成果を使えるわけです。

しかし、子供がそんな配慮をすることが、本当にいいことなの?
そんな配慮ばかりしていたら、どうなっちゃうの?

しかし、ダメダメ家庭では子供というものを考えるに当たって、このような経済的な「費用対効果」で考えるんですね。
「これだけ費用を投入したのだから、ちゃんとリターンを出せ!」

資本主義経済では当然の発想です。それを家庭内で子供に対し適用するわけ。
だから子供も「費用をできるだけ抑えて、リターンを上げるために努力する」ことになる。
確かに会社を維持するのなら必要ですよね?しかし、家庭を維持するのに本当に重要な発想でしょうか?

毎日、毎日、費用対効果について考え、コスト削減をモットーとしている子供。
おまけに、そのような配慮をすると親からほめられるわけ。門前の小僧のレベルを超えて積極的に推奨されるわけですね。

ということで、ますます「経済の勉強」に身が入ることになる。門前の小僧ではあきたらず、本まで買ってきて勉強する。
こうなってくると、もう子供とは言えませんね。

たまにいますよね?このような経済の問題に妙に強い子供。
勿論、アメリカドルより、オーストラリアドルの方が利回りが高い・・・とかの分野だったら別です。それはコストカットという「マイナス」の方向ではなく、利潤の獲得といった「プラス」の方向の回転ですもの。
子供だって聞いていても気が楽だし、夢もあるでしょ?
お金が貯まったら、こんなことしよう!とかね。

しかし、私学への進学費用とか、年金の払い方とかなんて、子供の夢につながりませんよね?そんな話ばかり聞いていたらどうなるの?

しかし、ある種のダメダメ家庭では、まさにそんな会話が主体となっているわけです。お菓子やゲームの話題よりも、進学費用とか年金問題や税制について詳しい子供・・・ダメダメ家庭では多いパターンなんですね。

そんな子供の頃から、配慮の日々だったら、マトモな大人にはなれませんよね?だって子供時代を喪失しているわけですから。アダルトチルドレンになるしかないでしょ?

「オマエたちはお金のことなど、心配せず勉強していなさい!」
マトモ家庭だったら登場する、頼りがいのあるセリフも、ダメダメ家庭では全く無縁なんですね。
ダメダメ家庭では、子供自らが経済の問題に直面する必要があるわけです。
大人になったときに知っていればいい知識を、早すぎて習得すること、これもダメダメの連鎖といえるわけです。


(終了)
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発信後記

例の長崎の事件を踏まえて、文部科学省がいつものような「対策案」を出したようですが・・・
まあ、予想通りイカレポンチなのはいいとして・・・

そもそも自分の子供の教育を文部科学省任せにする時点で、ダメダメですよね?
文部科学省の役人も、そのような事情を分かっているのでしょうね。