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ダメダメ家庭をめぐる環境
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カテゴリー ダメダメ家庭をめぐる環境
配信日 05年9月14日
タイトル 集団ヒステリー

ダメダメ家庭の人間は被害者意識だけがある。当事者意識がないので、自分自身の努力で問題を解決するという発想がない。だからトラブルが起こった場合は、全部を「自分が受けた被害」と捉えてしまうんですね。

それにダメダメ家庭は会話が不全の家庭。自分の考えを相手にわかりやすい形で説明する意欲も能力もないわけ。

そんな説明能力が低い、被害者意識だけがある人間ができることといったら、グチを言うこと。
「オレたちは、かわいそうな被害者だよな!周囲の人間は何もわかっていない!」
こんな言葉はポピュラーでしょ?

マトモな人間は、そんなグチ人間に近づくわけもなく・・・
結局、グチばかりのダメダメ人間の周囲には、同じようなグチばかりのダメダメ人間が集まっているわけ。
そんな集団は、被害者意識が充満していて、発火寸前の状態なんですね。

ちょっと前に、とあるインターネットのブログで「オタクはキモイ」と書いてあったサイトが、オタクの集団に総攻撃を受けたそうです。
東京ビックサイトかどこかに集うオタクを「キモイ」と評したらしい。
それで大騒ぎとなったわけでしょうね。

実は、このメールマガジンで「ダメダメ家庭出身者のその後」というカテゴリーで「キモイオタク」という回がありました。この時は全然大騒ぎにならなかったけどなぁ・・・
まあ、それだけこのメールマガジンが注目されていないんでしょうね。
喜んでいいのか?悲しむべきなのか?

私が取り上げた「キモイオタク」というのは、趣味の問題ではありません。「自分の趣味をどう説明するか?」その点に、ダメダメ家庭の会話不全が顕著に出てしまうんですね。
自分のオタク趣味を語るのは勝手ですが、相手にわかりやすいように説明する必要があるでしょ?相手を無視して、「熱く」語るから、「キモイ」って言われちゃうわけでしょ?
その挙句「アイツはオレたちのことをわかってくれない!」なんて被害者意識に浸られてもねぇ。

そんな説明能力がない、被害者意識の強い人間同士が集まってグチ大会。
これじゃあ、ますますキモクなりますよ。
そして、その被害者意識が充満した状態に、バーンと何かで点火すると、集団ヒステリーになるわけ。
それこそ、「オタクはキモイ」なんて他愛のない文章に総攻撃するようになる。

ちゃんとした「オタク」なら、周囲から「キモイ」と言われても堂々としているものでしょ?
人差し指で「チッ、チッ、チッ」とやって、「このキャラのよさがわからないなんて、君たちはなんて可哀相な感性をしているんだ!」とでもやればいいじゃないの?

それこそ目を吊り上げ、逆上するから、キモイとなるわけでしょ?
趣味は趣味として勝手ですが、自分の考えを相手にわかりやすく語らないとね。
しかし、被害者意識だけがあり、周囲の人間からして、同じような被害者意識だけの人間だと、「相手にわかりやすく」語るということができないわけ。

充満している被害者意識に火がついて大騒ぎ!
つまり集団ヒステリー状態になってしまうわけです。
おまけにダメダメ人間は対抗心が強い。何かに対抗するという形でないと自分自身を実感できなかったりするんですね。そんな人間が集まっていれば集団ヒステリーも起きますよ。

この集団ヒステリーに陥るのは、何もオタクの人(勿論、ダメダメ家庭出身のオタクですが)だけではありません。被害者意識が充満している集団では起こるものなんですね。

それこそ中国や韓国の反日暴動などその典型でしょ?
目を吊り上げて、逆上しての集団ヒステリーで、一体何が伝わったの?
まさに「キモイ」と言われるのがオチ。
過去の日本の植民地支配云々と言っているようですが、あのデモの参加者の年齢を見てみればわかるように、あの参加者は過去の日本の植民地支配を実際に体験している人ではないでしょ?つまり、具体的な被害の問題ではなく、一般的な被害者意識の問題なんですね。だからどのみち、集団ヒステリーに陥るわけ。それこそ過去に中国では文化大革命という集団ヒステリーもあったでしょ?

何回も書いていますが、グチばかりのダメダメ人間の周囲には、同じようなダメダメ人間が集まってくるもの。だから、そんな集団ヒステリーにも妙に共感を表明する人っていたりするでしょ?
そんな人はそのような集団ヒステリー予備軍というわけ。

集団ヒステリー状態でワイワイやるのは、勝手ですが、それだけその集団が被害者意識があり、つまり当事者意識がないということ。
そんな人たちは、別の分野でも当事者意識がないものなんですね。
そんな集団には近づかないのが賢明というわけです。
そんな人たちの被害者意識に毒されて、自分自身もダメになってしまう必要なんてありませんからね。


(終了)
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発信後記

初対面の人と話をしたりした時に、フと、「あれっ?この人は文章を書いたりする人だな?」と判ることもあります。商売になるかならないかは別として、読者を意識した文章を書く人は、視点なり、表現なりがちょっと違っていたりするもの。

先の総選挙での小泉さんの演説をニュースで見ましたが、あの演説は読者を意識した文章を書ける人の言葉。読者を意識するとなると、流れの中の「緩急」というものが重要になるわけ。ダラーと一本調子だと読んでいてもツマンナイわけです。たとえその文章に内容があったとしてもね。

だから緊張と弛緩を組み合わせて、流れを「作って」いくわけ。
緊張といっても、大声を上げて緊張させるというものではなく、たとえば疑問を提示するとかするわけ。
疑問を提示されると、受け手は考えることになる。だからある種の緊張状態になるわけ。そのような疑問を続けざまに提示すると、受け手は非常に緊張することになる。その時に「これだ!」と回答を出すわけ。「疑問符」「疑問符」「疑問符」そして「感嘆符!!」と流れを作ると、受け手は緊張から劇的に開放され「カタルシス」を味わうことができるわけ。

いきなり感嘆符を連発すると、受けては強圧的に感じてしまう。疑問符の後に感嘆符だから効果があるわけです。いうまでもなく、このように緊張からカタルシスへの流れを作っていくのはオペラでは常套手段。

オペラの台本は、あまり内容を膨らませすぎず、表現のスタイルの変化で、流れを作っていきます。小泉さんの演説は、オペラの台本とすれば極めて優秀なものと言えるでしょう。
ちなみに、小泉さんの演説を「疑問形」や「感嘆符」なしに、つまり単純な句読点のみの教科書的な文章に書き換えると、何も面白くはない。まあ、オペラの台本を文学的に云々してもしょうがないようなもの。

小泉さんの演説の草稿は、小泉さん自身が書いているそうですが、あれだけの文章は、おいそれと書けるものではありませんよ。

また、「総選挙で大勝利したから小泉首相は続投だ!」と言っている人がいますが、そんな理屈はまさに凡人の論理。「総選挙で大勝利したからこそ、任期いっぱいで辞める。」と考えるのが変人の論理。言葉が読める人は、それくらいはわかるものなんですね。

ちなみに、私の文章は基本的には、疑問形が多い文章です。だから読者に緊張を強いる。それに最後にカタルシスを与えるわけではありません。
「答えのない質問」をぶつけて去っていく、迷惑な書き手と言えるでしょう。まあ、政治家には向きませんね。