| カテゴリー | ダメダメ家庭は立派な言葉が好き |
| 配信日 | 05年10月30日 |
| タイトル | 結婚してくれないと死んじゃうわ! |
私個人は特にワイドショーネタには関心がなかったのですが、ダメダメ家庭の問題を継続的に考えるようになって以来、芸能人のワイドショーネタというものが、非常に参考になるようになりました。 そもそも芸能人は、ダメダメ家庭出身者に適した職業。 親から認められてこなかった子供時代の「思い」を、観客相手にぶつけて、自分を認めさせようとしているんでしょう。自己表現がそのまま仕事になるわけ。 それ自体は、決して悪いことではありませんよね? ということで、芸能人にはダメダメ家庭出身者が多くなり、ダメダメ家庭特有の問題も、数多く起こってしまうことになる。 最近で興味深いネタは、あのテレビ番組の「水戸黄門」の初代の「格さん」を演じた俳優さんの離婚騒動です。 奥さんが大騒ぎをしている。 私はテレビはほとんど見ませんので、ウォッチしているわけではありませんが、その奥さんの騒ぎ方を見るにつけ、典型的なダメダメ家庭出身者の女性の発想だなぁ・・・と、感じるわけ。クレーマーの女性によくある行動スタイルでしょ? その奥さんがあまりに大騒ぎをするので、「格さん」というか、その俳優さんが会見を開いて「そもそも『結婚してくれないとワタシ死んじゃうわ!』と詰め寄られたから、オレも仕方がなく結婚したんじゃないか!!」と、おっしゃっています。 その言葉の真偽はさておき、この「結婚してくれないと死んじゃうわ!」なんて言葉は、いかにもダメダメ家庭周辺の言葉といえます。 私のようなダメダメ家庭の人間と接触が多い人間の周囲には、その言葉を実際に体験した人もいたりするわけ。 このメールマガジンをご購読されている方の中にも、実際に言われたり、言っちゃったりした方もいらっしゃるかも? あるいは、ご自分の母親が言われたり、言ったり・・・そんなケースもあったりするのでは? 「お父さんが、『オレと結婚してくれないとオレは死ぬ!』なんて言うから結婚したのに・・・・ブチブチ」 あるいは、「私は若い頃はモテて、『ボクと結婚してくれないと死ぬ!』なんて言う人もいたのよ!」なんて言葉を実際に聞いた方もあるのでは? 「結婚してくれないと死ぬ!」なんて随分物騒な言葉ですが、そんな言葉が飛び交っているのがダメダメ家庭というもの。 しかし、このメールマガジンをご購読されておられる方だったら、この物騒な言葉とダメダメ家庭の結びつきについてはある程度理解できるでしょう? 1. ダメダメ家庭出身の人間は、「人に入れ込み」やすい。「自分の唯一の理解者!」と認定した人に入れ込んでストーキングしたりするわけ。 2. ダメダメ家庭出身の人間は「人に入れ込まれ」やすい。ダメダメ家庭の人間の困難さを理解しているので、「自分の理解者」を捜し求めているダメダメ家庭の人間に、入れ込まれてしまうわけ。 3. ダメダメ家庭の人間は、意外と容姿端麗なケースが多い。両親が会話の能力ではなく、容姿を判断材料に結婚してしまったので、その血を引いて容姿端麗になってしまうわけ。だから、外見的魅力も結構あったりするわけ。結構魅力的に見えたりするものなんですね。 4. ダメダメ家庭の人間は、子供時代から「愛に飢えた」日々だったので、「愛を求める」切ない表情を無意識的にしたりしているもの。そんな表情もそれなりに魅力的。 5. ダメダメ家庭の人間は、現実との適応性が悪い。だからどうしても「頼りなく」見えたりする。だから「ワタシが助けてあげないと!!」なんて、お節介なボランティア人間の格好のターゲットになってしまうわけ。 6. ダメダメ家庭の人間は、妄想への親和性が高い。現実の世界では自分の意向が実現されないので、どうしても「恋に恋する」傾向を持っているわけ。だから、人に入れ込むことになる。 「結婚してくれないと死ぬ!」なんて「言い出した方」は、勿論のことダメダメ家庭の人間であるとは言えますが、「言われちゃう方」だって同じようなダメダメ家庭の出身者なんですね。 だからどうしてもダメダメ家庭の別の問題が出てくることになる。 結婚しても家庭内で会話があるわけではないし、被害者意識の爆発が、いずれは起こったりするわけ。 しかし、「恋に恋した」末の結婚なので、現実よりも自分の妄想を優先させることになる。 「自分の妄想と違っている現実」の方を、直そうとするわけ。 そうなってしまうとねぇ・・・ 重要なことは、現実と向き合うことでしょ?しかし、ダメダメ家庭は妄想との親和性が高い。「入れ込む方」も「入れ込まれる方」も、現実よりも妄想を向いているわけ。だから、この「結婚してくれないと死ぬ!」なんて言葉を言ったり言われたりした人の家庭は、その人と結婚しなくても、やっぱりダメダメ家庭を作ったりするわけ。だって会話ができない人たちなんですからね。当然でしょ? そんな言葉を実際に体験した人間とは距離を置くことが重要であるわけ。といっても、「距離を置いたら死んじゃう!」という人たちなんだから、難しいですよね?少なくとも、知人のような間柄だったら、上手に距離をとることに配慮する必要があるわけ。残念ながら自分の親が、その体験者だったら、それを自覚するしかありません。そのまま結婚するしないに関わらず、そんな言葉に関わるような人は、ダメダメ家庭を作っているわけです。自分たちの家庭がダメダメであることを自覚しないと、同じようなダメダメ家庭を作ってしまうんですね。 また、そのまま結婚してしまった夫婦は、事件を起こしたりすることが多くあります。 今回の「格さん」のような芸能人だけでなく、もっと有名な例はロシアの作曲家チャイコフスキーのケースです。チャイコフスキーは、あの「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などの作曲者ですよね? 彼は、とある女性に「ワタシと結婚してくれないと、ワタシ死んじゃうから!!」なんてストーキングされて、結局結婚してしまいました。当然のこととして結婚後うまくいくわけもなく、その女性に、精神的に追い詰められて、川に入水自殺をするハメに・・・「結婚してくれないと死んじゃう!」という人の言葉を受け入れて、実際に結婚したから自分が死ぬハメに・・・これじゃあ、笑うに笑えない。 「ワタシだけがアナタを守って上げられる!」なんて、ダメダメ家庭のご用達の「独りよがりの善意」。そんな善意ではうまくいくわけがありませんよ。まあ、チャイコフスキーのケースだったら「ワタシがアナタのホモを治してあげるわ!」なんて、その女性は言ったんでしょうね。 「アナタのホモを治してあげるわ!」なんて要らぬお世話の代表でしょ? 「ワタシにはわからない世界だし、ワタシではアナタの役には立たないでしょうが、まあ、話でもしたくなったら何時でも来てよ!」でいいじゃないの? まあ、チャイコフスキーも偽装とかが必要だったのでしょうから、結婚したのでしょうが、そんな女性と一緒にいても精神的に追い詰められるだけなんですね。 しかし、チャイコフスキーは芸術家だから、その苦悩を作品にするという奥の手がある。 交響曲第5番なんて、そんな自殺騒動の後に作曲された曲。 今回の「格さん」は、自分と同じ境遇に陥ったチャイコフスキーの交響曲第5番第2楽章の有名な「やるせない」旋律を、共感を持って聴いているのかな? いや!「格さん」だったら別の旋律かな? 「人生ラクありゃ、苦もあるさぁ・・・♪」 (終了) *************************************************** 発信後記 まあ、一般の人は「ワタシと結婚してくれないと死んじゃうわ!」なんて言われても、そんな人とは結婚しないもの。マトモな感覚が残っていれば「この人・・・キモチ悪い!」って、思うものでしょ? ただ「脛に傷持つ」人間だったら、それに乗っかってしまうこともあるんでしょう。それこそチャイコフスキーのような同性愛者だったら、乗っちゃうこともあるんでしょうね。 逆に言うと、「結婚してくれないと死んじゃう!」なんて言ったりする人と、実際に結婚してしまった人は、何か「脛に傷」があるわけです。 今回の「格さん」だって、きっと何かあるんでしょうね。 もしかすると、チャイコフスキーと同じような趣味?を持っていたとか・・・こうなると、想像が膨らんできたりする。実は「助さん」も、同じ趣味で・・・「助さん」「格さん」は「深い」間柄で・・・そして2人は麻薬中毒で・・・医者の黄門さまと一緒に、治療のために諸国漫遊していたとか・・・って、そんなマンガ(最近映画化されましたが)も、ありましたよね? 「真夜中の助さん、格さん」って、こちらも映画ができそう。 まあ、今回の「格さん」も、折角、こんなおいしい体験をさせたもらったわけですから、それこそ作品でも作ればいいのに・・・ 「先輩」のチャイコフスキーにならって、自らの宿命を呪い、その宿命に打ちのめされ、ひとときの美に逃げ込み、救われたと思ったらまた打ちのめされる・・・そんな懊悩する魂を永遠に残す絶好のチャンスですよ。 勿論、自分自身を厳しく見つめなおすことが最初ですが。 チャイコフスキーが命がけで表現したのは、決してグチではないわけ。 |
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