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ダメダメ家庭は子供に何も与えない
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カテゴリー ダメダメ家庭は子供に何も与えない
配信日 05年12月7日
タイトル 社会的信用

ダメダメ家庭の問題を考えるのによく使う言葉が、スパイラル。
最初は小さなダメダメでも、それを放置したり、ひとつのダメダメが別のダメダメと結びついて、大きなダメダメになり、やがて身動きが取れなくなるわけ。
このスパイラルは、比較的短期間で進行するものもありますし、世代に渡って進行するものもあるわけ。
今回は、世代に渡って進行するダメダメを考えてみましょう。

世代に渡って、どんどん社会的「信用」がなくなっていくわけです。

だって、そもそもダメダメな人間は会話の能力がない。会話の能力がないわけですから、周囲の人に自分のことをわかってもらうことだって難しいでしょ?それに会話の能力の低さは説明能力の低さだけではなく、聞き取り能力の低さでもあるわけ。スグに話を誤解するような人と誰が話をしたいと思うの?
そんな会話能力の低い人が社会的成功を収めるのは難しいですよね?
ということで、ダメダメ家庭を作る人間は、まずもって、その人自身に「信用」がないわけ。

そんな人間が唯一できることと言ったら、子供を作ること。
しかし、頻繁に触れていますが、ダメダメ家庭の親は、子育てに被害者意識があるわけ。「オマエのために人生を棒に振った!」という言葉が飛び交っている状態。
そんな被害者意識の強い親なので、子供のピンチだって、いたって他人事。
「自分のことは自分でなんとかしろ!」「いったい、いつになったら、ワタシに面倒を掛けないようになるんだ?!」と、そんな調子。
『何とかしろ!』って、言われてもなぁ・・子供というものは対応にも限界があるし・・と子供は思いますよね?

そもそも未成年というものは、買い物をするにしても、保護者の承諾が必要だったりしますよね?それだけ「信用」がないわけ。それはマトモ家庭の子供だって同じ。
ただ、マトモ家庭だったら、子供自身に信用が不足していても、その不足分を親が補うわけ。しかし、ダメダメな親はそうは行かない。だって、ダメダメな親は、そもそも「自分は子供による被害者」という認識なんですから、そんな親が子供の信用の不足分を補うわけがないでしょ?

だから、ダメダメ家庭では、子供は親を頼れずに、「自分のことは全部自分でやる。」「親は頼れない!」と気持ちがテンパっている状態。
しかし、こんなに気持ちが張り詰めていたら、疲れちゃうでしょ?
こんな状態だったら、子供だって問題行動を起こしたりしますよ。

しかし、子供がそんな問題行動を起こしても、ダメダメな親は「我関せず」状態。むしろ、「また子供のせいで、面倒なことに!」と被害者意識が膨らむばかり。だから子供に対し何もフォローしない。そんな子供を誰が信用するの?
子供のトラブルに際し、親が出てくると思っているから、周囲の人はその子供を「それなりに」信用するわけでしょ?

そうなった段階で、その子供も自分自身を見つめてやり直す決心をすればいいのでしょうが、そう簡単にはいかない。そもそもダメダメな親は何事にも当事者意識がなく被害者意識だけがあるもの。そんな親がよく言う言葉が「政治が悪いんだ!だから私たちが上手く行かないんだ!」

そのような言葉を聞かされ続けているので、今度は「悪い政治を正すことによって、問題を解決しよう!」と考え、政治と関ろうとするケースもあったりします。自分自身の問題を、政治によって解決しようなどと考えたりするんですね。しかし、やっぱり、いざ政治と関わろうとしても、親譲りの会話の能力の低さはいかんともしがたい。それに当人の問題の原因の大部分は、政治の不始末というより、当人の問題の方が大きいでしょ?だって今の政治でも上手くやっている人だっているわけですからね。

だから当人の主張が受け入れられず、やがてその言動が過激になってしまう。だって、そもそも、会話によって人を説得することができないわけですからね。それに親譲りの被害者意識が加わると、何か自分にマズイことを言われると、スグに逆上してしまうわけ。
話をしていて、スグに逆上するような人間を誰が信用するの?
ちょっと話が自分に不都合になってくると、逆上して、「アイツが悪い!オレは被害者なんだ!」と連呼するだけ。

何も政治にかかわるケースばかりではありませんが、被害者意識が強いダメダメ人間は、自分自身の問題の原因を他に転嫁したりするものですよね?

そんな人間をマトモな人間は相手にするわけがないでしょ?
ということで、そんな人間と相手になってくれるのは、グチっぽいダメ人間。
そんなグチ人間同士が結ばれて・・・唯一できるのは、子供を作ること。

しかし、親譲りの当事者意識の欠落があり、そもそも当人だってマトモな子育てを受けていないわけですから、そんな人間がマトモに子育てをするのも難しいでしょ?自分自身のダメダメの自覚があれば、まだ何とかなりますが、そんなケースは非常にレアケース。
だから、ダメダメ家庭出身者は自分が親になっても、自分の子供がピンチの時に、自分の親がしていたように、やっぱり「我関せず」。そんな親からのサポートがない子供を誰が信用するの?

信用のない人は、自分の信用のなさを他人のせいにするもの。その他人を非難するばかり。だからますます信用をなくす。ということで、信用のなさが世代に渡ってどんどんスパイラル進行するわけ。
このことって、ダメダメの世界では実に頻繁に見られますよね?

学生が就職するにあたって、縁故採用のケースがあったりします。それって、あまりほめられたことではありませんが、現実的に考えれば、その学生の親がそれなりの信用があるからでしょ?
信用がある親だったら、その子供が就職して、ミスを犯しても、親が色々とフォローすることが期待できますよね?そのような環境だったら、就職した人間だってノビノビと仕事ができますよ。だから成果もあげやすい。だからその家庭の信用がスパイラル的に増大していくわけ。

そのような、信用が増大する方向でのスパイラルもあるわけです。それはそれで認めればいいでしょ?そんなスパイラルに対し「ケシカラン!不公平だ!」と言いたいのはわかりますが、せめて自分の子供の不始末を、フォローするような親であるように努力する必要もあるでしょ?

しかし、ダメダメな親は、「不公平だ!」と文句をいうばかりで、自分自身がその親と同じような子供に対するサポートをするわけでもない。そんな親の元で育った子供に信用がないのは当然なんですね。

だから、子供としては、せめてそれを自覚するしかないわけ。親の信用度は保険のようなもの。親に信用がないならないで、別の方法で自分の信用をつけて行くことを考えて行くしかないわけです。


(終了)
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発信後記

大騒ぎになっています、マンションなどの設計強度の偽造事件ですが、あの日本ヒューザーの社長さん・・・見事なまでにダメダメ家庭出身者ですね。
色々と無責任で突拍子もないことをやっておられますが、彼の心理の基本になっているのが、これ。
「オレが一番の被害者なんだ!」
たぶん、あの社長さんの実家が、重症のダメダメ家庭なんでしょう。子供に被害者意識を植え付けたわけ。

「自分が一番の被害者だ!」と思っているので、他者の被害には無頓着。「悪いのは全部○○のせいだ!」と、お約束の心理。彼が、その○○に何を当てはめているのかはわかりませんが、「自分」でないことは確かでしょうね。

被害者意識だけがあるダメダメ家庭の出身者は、無自覚だと、あの社長さんと同じようなことをやっているものなんですね。信用を重んじる、ちゃんとしたマトモな親の元で育つと、子供も自分の信用を重んじるわけですから、やっぱり周囲からの信用も出てくるわけです。
当然のことですよね?