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カテゴリー ダメダメ家庭が好きな言い回し
配信日 06年3月3日
タイトル べき論
ダメダメ家庭は会話不全の家庭。だからその物言いも相手から会話を引き出すものではなく、自分の考えなり意見なりを、一方的に押し付けるスタイルなんですね。
その例として、以前に「くだらない」という言葉を取り上げました。
会話の意欲がないダメダメな親は、子供が何を言っても、「くだらない!」と一刀両断。

そんな物言いをされてしまったら、子供しても、親に対して何も言う気がなくなるでしょ?あるいは、親に気に入られようと、常に親の意向に沿ったことしか言わない人間になっちゃうでしょ?
まあ、ダメダメ家庭一直線ですよ。

今回は、その「くだらない」という言葉ではなく、「べき」という言葉を取り上げましょう。
ダメダメ家庭を作る人間は、その物言いが、やたら「こうすべき」「ああすべき」と、べき論なんですね。

そんな「べき」で言われちゃったら、どのように会話が進展するの?
私程度に頭が回る人間なら、ニヤニヤ笑って、ジワジワとひっくり返すこともできますが、そんな人間は実にレアケース。一般的には、そんな「べき」で言われちゃったら、会話が発展しないでしょ?

大人同士でも、そうなんだから、大人と子供の間柄だったら、どうやって会話するの?
大人の側が「こうすべき!!」
子供としては「ははっ!仰せのとおりにいたします!!」って、こんな感じにならざるを得ませんよね?

そんな会話しかしてないのだから、子供が問題を抱えていても、それが顕在化するわけがないでしょ?
以前にこのメールマガジンで「長崎の事件での父親の手記」を取り上げ考えてみましたが、あの手記には「べき」という言葉が実に多くありました。手記に多いということは、普段から「べき」という言葉を使っていることですよね?父親が子供に「こうすべき!」なんてやっていたら、当然のこととして事件は起きますよ。だって、あの女の子がどんなに困っていても、「べき論」で説教されてオシマイでしょ?

自分の意見なり考えを相手に伝えたい場合は、「べき論」などを使うのは下等なんですね。
もっと上等な方法はこんな感じ。
相手に伝えたい考えの反対のケースを取り上げ、考えていくわけ。そしてその考えを「取らないと」どのような不都合な事態になるか?説明していくわけ。アインシュタイン風に言うと思考実験とでも言いましょうか?
まあ、このメールマガジンの「常套」の手法ですが・・・

「もし、アナタがこうしないと考えてご覧?そうなると、相手の人はこのように考えるものでしょ?すると相手はこんなことをするようになるよね?それは困ったこと!だったらそうならないように、最初からこうした方がいいでしょ?」
そんな言い方の方が説得力があるでしょ?

あるいは、その考えに反対したい場合でも、「けど・・・必ずそんな事態になるのかな?」「こんな風に考えることもできるんじゃないの?」などと反対意見を言いやすいでしょ?
だったら会話も発展しますよね?

「べき論」からは、会話なんて発展しないでしょ?つまりその言葉に「べき」が多い人ということは、いかに対等の関係での会話をしていないか?と言うことがわかるわけ。いわば「命令と服従」というコミュニケーションしかできない人間といえるわけです。

一般の書籍なりメールマガジンの世界でも、やたら「べき論」の書き手っているでしょ?その手の人は、権威主義的で、序列に拘る人が多かったりしますよね?まさにダメダメ家庭の典型的なメンタリティーを持っているわけ。
だから、当然のこととしてグチっぽい。

「あ〜あ、○○のせいでうまく行かない!全く○○には困ったものだ!だから我々は、あの○○をやっつける『べき』なのだ!」
そんな調子。
ダメ人間の文章や発言って、まさにそんな調子でしょ?
しかし、そんなグチというか説教を聞かされてもねぇ・・・

そんなグチっぽい「べき論」に同調するような人は、所詮同じ穴のムジナ。
一般の人は「べき論」で語られても、ジャマくさいだけでしょ?だったら無理に付き合う必要はないわけ。だって、いつだってそんな調子なんですからね。まあ、知人のような間柄だったら避ければ済む話。

しかし、家族にこんな人がいると、そんな家庭からは会話が消失してしまうでしょ?
会話が機能していないダメダメ家庭って、実に簡単にわかるものなんですね。
事件が起こってから、大騒ぎするより、そんな事件が起こらないように対処すればいいわけ。物言いに「べき」が多いということは、それだけでその人が要注意ということがわかるわけです。

(終了)
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発信後記

「べき論」がおなじみの世界というと、いうまでもなく政治の世界ですよね?
政治家という存在も、ダメダメ家庭出身者の巣窟であることは以前に配信しております。それだけ、その出身家庭が「何でも政治のせいにする」傾向があったわけでしょ?

何でも教育基本法の改定とかで、愛国心とかを教えようなんて話になっているようです。それに対し「国による教育の管理に反対!」と、いつもの議論。

どっちも理念的すぎるでしょ?
そもそも学校教育が重要なのは、むしろダメダメ家庭の子供。
マトモな家庭だったら、学校の選択にも配慮しますし、塾に行かせたり、家庭教師などもつけることができる。家庭で情操教育にも取り組んだりする。学校だけが教育の場ではないわけ。しかし、ダメダメ家庭はそんなことはしない。
子供の教育だって「て・き・と・う」

そのようなダメダメ家庭にフィットした、サポートが必要なんでしょ?
マトモ家庭は、国や学校が放っておいても、ちゃんとしますよ。
ダメダメ家庭の子供に、自分の家庭のレヴェルを自覚させ、それに対応した施策をとっていく・・・「べき論」よりも、そんなきめ細かい施策でないと無意味なんですね。

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