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ダメダメ家庭はいつも否定形
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カテゴリー ダメダメ家庭はいつも否定形
配信日 06年4月14日
タイトル 違いますっ!

ダメダメ家庭は会話不全の家庭。
言葉は飛び交っていても、「相手の話を真摯に聞き」「自分の考えを相手にわかりやすく伝える」という発想がないわけ。

飛び交っている言葉も、会話が盛り上がっていくことにつながらないような言葉なんですね。
その代表例が、このメールマガジンでよく取り上げております「普通」という言葉。
その他にも「正しい」という言葉があったりします。そのような言葉が出てくると、聞かされた方は、何とも言いようがなくなってしまうもの。このようなことは以前に配信しております。

その他、ダメダメ家庭においては、その物言いも否定形が多い・・・これも以前に配信しております。
「このようなことをしてはいけない!」
「あのような考えはよくない!」
そのような言い方をするのは勝手ですが、そんな否定形の物言いをされたりすると、「じゃあ、ワタシは、具体的にどうすればいいの?」そう思うに決まっていますよね?

だったら、最初から「このようにやってみたらどう?」とでも言った方がわかりやすいでしょ?

このように会話不全の状態には、相応する特徴的な言葉があるものなんですね。

今回取り上げるのは、文法的には否定形ではありませんが、実質的な否定形の言葉である「違いますっ!」という言葉。
ダメダメ家庭の人間とやり取りをしていると、実に頻繁に聞かされることになるわけ。
そんな経験をされた方もいらっしゃるでしょ?

そもそもダメダメ家庭の人間は、「相手にわかりやすく」伝えようなんて思っていないわけ。そんな人の言葉なんてわかりにくいのは当然でしょ?
だから聞かされた方は、どうしても確認する必要があるでしょ?
「アナタが先ほど言ったことって、要は○○と言うことなの?」
こうやって確認しようとすると、返事はこれ。
『違いますっ!』
実に、きっぱりと否定されてしまうわけ。
で、その次に、「違わない」意味を解説してくれるのか?というと、そうはいかない。『違いますっ!』で終わっちゃうんですね。
それで終わっちゃって、聞かされた方は途方に暮れるばかり。

まさに、典型的な例として挙げられるのが、社民党の福島党首が語った言葉「普通の人が、普通に働いて、幸せを感じられるような社会を作るべき。」から生まれるやり取り。

そのようなご高説を聞かされて、聞かされた方はどうすればいいの?どのように理解すればいいの?
聞かされた方が、より実感的に理解しようとして、このように聞くことだって考えられるでしょ?
「福島さん!あなたの理想に近い国って、具体的にはどこ?中国なの?」
そのように聞いたら、どんな返事が返ってくるでしょうか?
まずこれでしょ?
『違いますっ!』
だったら続けて聞かざるを得ませんね?
「じゃあ、北朝鮮?」
そのように聞いても返事は、やっぱりこれでしょ?
『違いますっ!』
そう言われたら、聞き続けないとわかりませんよね?
「じゃあ、アメリカなの?」
そう聞くと、返事はこれでしょうね。
『勿論、違いますっ!』

違うのはいいとして、じゃあ、「違わない」のは、結局はどこなの?どの国が一番理想に近いの?
相手に自分と近いイメージを持ってもらわないと、大変でしょ?
片一方は、福島さんの言葉からアメリカをイメージして、もう一方は北朝鮮をイメージしている・・・そんなギャグそのもののような事態だって十分起こりうることでしょ?

そもそも「違いますっ!」なんて言わなくてはならないということは、当人の説明がヘタだからでしょ?
そもそも、そう語った当人は具体的で明確なイメージを持っているの?

ダメダメ家庭の人間は、当事者意識がない。自分が本当にやりたいことなんて、自分自身でも何もわかっていないわけ。だから自分が伝えたいことだって、自分ですらわかっていない。
そんな人の言葉を聞かされても、何もわからないのは当然でしょ?

その挙句、「ワタシがこんなに説明しているのに、どうしてわかってくれないの!」と、お約束の被害者意識に火がつくことになる。

「違いますっ」なんて言わざるを得ないような事態になったのなら、追加して補足説明すればいいわけでしょ?
「誤解しているようだから追加して説明するけど・・・」あるいは、「説明が不適切だったかな?この件を別の言葉で言い換えると・・・」それくらい小学生だって出来るでしょ?

福島さんが実際にどんなイメージを持っているのかはわかりませんが、たとえばこんな説明だったら、相手にわかりやすいでしょ?
「スウェーデンのような福祉が充実した社会を基本形に、住民の負担のあり方を日本的に見直して・・・」なんてね。

このような「違いますっ!」のやりとりは、ダメダメ家庭の人間にお約束のようなもの。
色々と困り事の話を聞かされた挙句、「で、さっきからのアナタの話って、結局はグチなんでしょ?」なんて言ったりすると、まさに「違いますっ!」とキッパリ言われるわけ。
しかし、「じゃあ、アナタは結局はどうしたいの?」なんて続けて聞くと何も答えられない。

あるいは、色々と聞かされて、「で、アンタの話って、妄想じゃないの?」なんて言おうものなら、やっぱり言われるわけ。「違いますっ!」「妄想じゃありませんっ!」
それはいいとして、「妄想じゃない!」と顔を真っ赤に言うより、物事を具体的に説明すればいいわけでしょ?それこそ、「あの人は○○と言って、ワタシが△△と返事して、その後に彼が□□と答えた。」そう言えば妄想なんて思いませんよ。「妄想じゃないの?」と言われて「違いますっ!」なんて反論するから、まさに妄想だとわかるわけでしょ?

そんな人は、いつだって「違いますっ!」「違いますっ!」「違いますっ!」なんですね。「違いますっ!」なんて言葉を何回も言うより、「違わない」説明を1回すればいいだけでしょ?

「違いますっ!」なんて言葉を2度3度言うような人間は、相手にしてもムダ。そんな人の言っていることをヘタに理解しようとすると、逆に「ワタシを全然わかってくれない人」と敵認定されるだけ。
そもそも会話の能力がない人間と話をしても何が楽しいの?

「違いますっ!」も何度も聞かされたら、そんな人から、さっさと退散する。
そんな知恵も、必要なんですね。

違わないでしょ?


(終了)
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発信後記

自分自身がわかっていないのに、人に話をするから、ますますわけがわからない事態になって、周囲からより一層あきれられる・・・って、ピンと来ない方も多いでしょうね。
まあ、実際にそんな事態になったときに、このメールマガジンの文章を思い出していただいて、「ああ!あの人は、結局自分自身でもわかっていないんだ!」と判断できるようになれれば結構です。

そんな事態が来ないことが一番ですが、この世はそうは行きませんからね。