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ダメダメ家庭が持っている発想
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カテゴリー ダメダメ家庭が持っている発想
配信日 07年9月11日
タイトル 嫌われたくないっ!

ダメダメ家庭の人間は、常に減点法です。
このことは、このメールマガジンで頻繁に書いています。
「あれをやったら、こんな不都合が起こる。」とか、
「このことをやったら、こんな迷惑が起こる。」とか・・・
そんな発想ばかり。
当事者意識がないものだから、「これをやり遂げたい!」なんて思わない。常にマイナス面に視点が行くわけです。

そんなふうに常にマイナス部分に目が行くので、そのマイナスに対する反応は、通常の人よりはるかに鋭いものがある。
ちょっと人から、自分の欠点を指摘されたら、まさにパニック状態。

「キャー!ワタシにも欠点はあったんだ?!どうしよう?!」
本来なら、欠点があっても、それを上回る長所があればいいわけでしょ?
というか、欠点のない人間なんていませんよ。
しかし、減点法の人間は、自分の長所を伸ばす発想はない。常に減点部分に目が行って、それを指摘されるとパニック。
そうして、「ワタシは悪くないっ!」なんて弁明に明け暮れることになる。

具体的な欠点というわけではありませんが、「アンタなんて・・・大嫌い!」なんて物言いもありますよね?そんな言葉を人から言われたり、人から嫌われることは、ある種、自分の減点を指摘されることと言えるでしょ?
しかし、その人から嫌われても、別の人から好かれればそれでいいじゃないの?
それに、重要なことは「好きか?キライか?」という感情の問題ではなくて、「信頼に値するのか、どうか?」そっちの方でしょ?
しかし、ダメダメ家庭の人間は、「好意と信頼」の区別が付かない。

人から嫌われるとなると、それを受けて、とにもかくにも、「人から信頼されるようにしよう。」なんて思わないわけ。人間関係が、好意と嫌悪の感情次元だけなんですね。

減点法の人間が、他の人から「アンタなんて大嫌い!」と言われた・・・
そうなると、一般のマトモな人間がする反応とは違った反応になるわけ。

マトモな人間だったら、「あっ?そう?」で、もうそんな人とは顔を合わせなくなるだけでしょ?自分を嫌っている人と、無理に顔を合わせる必要なんてありませんよ。
もっと相性のいい人とやり取りをすれば、それでいいわけでしょ?

しかし、減点法のダメダメ人間は、そんなまっとうな発想はしない。
人から嫌われているとされたら、「なんとかして、好きになってもらいたい!」とか「あの人は、ワタシのことを誤解している!」なんて思ってしまうわけ。

あの人は本当のボクのことをわかっていないんだ! → 本当の自分をわかってくれたら、ボクのことを好きになってくれるはずだ! → だから、説明しなきゃ!
・・・そんな流れになってしまう。

アンタなんか大嫌い!
と言われたら、「あっ?そう?じゃあ、サヨナラ!」という流れではなく、
アンタなんか大嫌い!
と言われたら、「そんなことを言わないでよ!ボクはこんな人間で・・・」となる。

逆に言うと、「アンタなんて大嫌い!」と言い放つと、相手から構ってもらえることになりますよね?
もちろん、マトモな人は、人から「大嫌い!」と言われたら、構うわけもない。
しかし、減点法のダメダメ人間には効果が大きい。だから、そんな減点法の人間からは、構ってもらえることになる。

「キミはボクのことを誤解しているんだ!」
「キミはどうしてそんなことを言うの?」
「ほんとうの、ボクを知ってよ!」

「アンタなんか大嫌い!」と罵倒?すると、絶大な効果が得られるわけ。まさに王様気分!

ギャグを書いていると思われる方も多いでしょう?
しかし、たとえば、韓国とか北朝鮮だったら、日本人に対して「日本人なんて大嫌い!」と「最初に」言ったりするでしょ?

マトモな日本人なら、その時点で「あっ?そうなの?じゃあ、さよなら!」となるわけですが、そもそもが韓国とか北朝鮮とコンタクトを取るような人間は、まあ、ダメダメの要素が強いもの。だから、「アンタなんて大嫌い!」に反応してしまう。

「まあ、ごめんなさい!」
「これからは、アナタの迷惑にならないようにするわ!」
「本当のワタシはいい人なのよ!」

と、必死でアピールすることになる。まさに「構ってもらえる」わけでしょ?

そんな手法で構ってもらえるという成功体験が出来たので、それ以降も、第1声が「アンタなんて嫌い!」になってしまう。

何も韓国人ばかりではなく、やり取りの最初が「アンタなんか大嫌い!」という人って実際にいたりしますよね?そんなに嫌いなら、最初からそんなことを言わずに、避けていればいいわけでしょ?わざわざコンタクトして、「アンタなんか大嫌い!」って・・・結局、どうしたいの?

どうして、いきなりそんなことを言うのかな?
と、そのような状況になると怪訝に思う人が多いのは当然のことですが、減点法のダメダメ人間には絶大な効果がある言葉というわけ。

逆に言うと、そんな言葉を最初から言い出す人間の周囲は、減点法のダメダメ人間ばかりということ。早めに避難しないと、面倒なことになるだけ。
というか、「アンタなんて大嫌い!」と言われたら、もうそんな人のところには行かないって、当然のことでしょ?そんなことは小学生でもわかることですよ。

しかし、そんな当然のことができないのがダメダメ家庭というもの。

あるいは、カルト宗教も、そんな感じで、いきなり「相手の減点部分」を指摘したりするそうですが・・・
今回のお題の変形パターンとして、理解できるでしょ?
あの手のカルトが大繁盛していることを考えれば、このような「アンタなんて嫌い!」からやり取りを始める素っ頓狂な方法が、意外にも有効であることがわかるでしょ?

「ワタシはこう考えるけど、この件についてアナタはどう考えるの?」
なんて丁寧に聞くとシカトされ、やり取りが終了してしまう。
しかし「アンタなんか大嫌い!」と罵倒すると、構ってもらえ、やり取りが発展する。
ダメダメな人間を相手にするには、それなりのノウハウがあるわけ。
もちろん、そんな程度の人間に構ってもらえても、鬱陶しいだけですが・・・

それに鬱陶しいどころか、ストーカーされることだってあるでしょ?
「キミはボクのことを誤解しているんだ!」
なんて、ストーキングするような人っていますよね?
自分のことを誤解されたら、不快でしょうが、そんなスグに誤解するようなアホなど放っておけばいいじゃないの?誤解しないような知性がある人間だけを相手にすればいいだけ。

加点法で考えると、「自分のこのようなことを、こんな人にわかってほしい。」と考えるわけですが、減点法のダメダメ人間は、減点部分を「埋める」ために、必死で活動するもの。
逆に言うと、減点が顕在化されていない状態では、何も反応しない。

ホントにシュールなギャグそのものですが、現実のダメダメ人間って、そんなことをやっているでしょ?


(終了)
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発信後記

相手を罵倒することでやり取りが始まり、発展する・・・
そのようなダメダメの発想を理解することで初めて、「ああ!なるほど!そういうことね!」とわかる事例も結構あったりします。

先日オーストラリアで開催されたAPECで、韓国のノ・ムヒョン大統領が、アメリカのブッシュ大統領に対し「朝鮮戦争をいつ終わらせてくれるんだ?」と食い下がったとの報道がありました。
ブッシュさんは、「コイツ・・・バカか?」なんて表情をしていました。
ちなみに、その映像はホワイトハウスでのサイトで見ることができます。

「朝鮮戦争をいつ終わらせてくれるんだ?」なんてアメリカの大統領に聞いてもねぇ・・・
それって、ケンカしている夫婦が、町内会長に「アンタ・・・いつになったら私達のケンカの仲裁をしてくれるの?」と抗議するようなもの。
そんなことを言われたら・・・「夫婦で仲良く首でも吊りなよ!ケンカも終わるよ!」って思いますよ。
ケンカを止めたければ、自分たちで勝手に止めればいい話。

しかし、当事者意識が全然ない状態だと、自分たちのケンカも「人のせい」になってしまうわけ。「人のせい」だから「アイツが悪い!」となる。そんな基本意識があるので、その人に詰め寄ることになる。
「オイオイ!いったい、いつになったら止めさせてくれるんだよ?」
そうして、相手に詰め寄ることで相手の減点部分を指摘し、その減点部分を相手が必死で「埋める」作業に進むことを期待しているわけ。

それこそ、夫婦ケンカをしている夫婦が町内会長に詰め寄ると、その詰め寄られた町内会長が、「おお!スマン!スマン!君たちのことをないがしろにしていて・・・これからは、君たちのフォローをしっかりやるよ!」
そうやって、町内会長から「構って」もらえる。
ノ・ムヒョン大統領の脳内では、そんな流れになっているんですね。

記者団の前で、マイナス部分を作り出せば、ブッシュ大統領は、必死で行動してくれるに違いない・・・
まあ、ダメダメの発想としては、それほど突飛な発想ではありません。
ダメダメの心理に明るい?私なら、それなりに理解できますが、まあ、ブッシュさんには無理でしょう。それに理解できなくても、困るものでもないし・・・

ダメダメが進行して臨界点を突破してしまった日本人にも、あんなことをする人って、実際にいるものなんですよ。実際に接した方も、購読者さんの中にいらっしゃるのでは?