| カテゴリー | ダメダメ家庭が持っている発想 |
| 配信日 | 07年9月14日 |
| タイトル | 根拠のない自負心 |
19世紀の世紀末にウィーンで活躍した指揮者で作曲家のグスタフ・マーラーは、「彼は信念を曲げないために、膝や腰などはいくらでも曲げた。」なんて言われたそう。 まあ、彼はユダヤ人でしたが、ウィーンの歌劇場の音楽監督になるために、カトリックに改宗もいたしました。彼は別に熱心なユダヤ教徒ではなかったとは言え、あっさりとカトリックに改宗したわけ。 まさに、目的のためなら、やれることは全部やる・・・そんなスタンス。 そんなマーラー時代のウィーン宮廷歌劇場は、まさに全盛時代と言われることになります。 特に歌劇場の監督となると一筋縄ではいかない。それぞれの歌手には「ごひいき筋」などもいたりして、扱いが面倒。まさに根回しとか色々と必要になってくる。宮廷歌劇場なんだから、ごひいき筋といっても貴族だったり王族だったりと、扱いも厄介。あとやっぱりマスコミ対応をしなくてはならない。当然のこととして、指揮者として、オペラを上演する直接的な力量がなければ、問題外。 「オレの言うことを黙って聞け!」 なんてスタイルでは、とてもじゃないけど、歌劇場の監督は務まらないわけ。 まあ、目的を達成するためには、膝だろうが腰だろうが、いくらでも曲げないとね。 しかし、それって、達成したい目的が明確になっているからできることでしょ?「これだけは達成したい!」なんて思っている目標がなければ、膝も腰も曲げたくはありませんよ。 何も卑屈なことがいいことではないでしょ? ダメダメ家庭の人間は、当事者意識がない。このことは、このメールマガジンで頻繁に書いています。「これだけは達成したい!」なんて明確な目標なんてものは、持っていないわけ。 だからこそ、逆に、膝や腰を曲げる必要もなくなる。 つまり、ある意味、プライドが高い人になるわけ。 自分は気安く腰を曲げるような人間じゃないんだ! そう思うのは当然ですし、何も無理に安っぽい人間になる必要もないでしょう。 無理に腰を曲げなくてもいいけど、じゃあ、アナタにはどんな目標があるの? そういう話になるでしょ? そして、どうしても達成したい目標がないのなら、当然のこととして、そんな人は何も達成できないでしょ? 何も達成したことがない人は、当然のこととして、自分に自信は持てませんよね? 自分に自信を持っていない人のプライドって、いったい何? しかし、そんな人は、自分に自信がないからこそ、プライドにすがらざるを得ないわけ。だって、プライドがなければ、自分を支えるものがなくなってしまうでしょ? かと言って、そのプライドは本当の自信に裏づけられたものではない。だって実績が何もないんだから。 しかし、だからこそ、ますます、「オレはえらいんだ!」などと、主張せざるを得ないわけ。 以前より頻繁に取り上げています、韓国の歴史教科書ですが、その中に「民族的自負心」なんて言葉がよく出てきます。正直言って私には、この「民族的自負心」の意味がわからない。その民族とやらが、具体的にどんなことを達成したの?誇ることができることは具体的に言うと何なの? しかし、それが無いがゆえに、「自負心」ということを掲げざるを得ないわけ。 その民族が実際に達成したものがあるのなら、その達成したものを、具体的に示せばそれでオシマイですよ。何も「民族的自負心」なんて訳わからない言葉を持ち出す必要なんてありませんよ。 それこそ、最初に言及したマーラーですが、「オレの治世で、ウィーンの歌劇場はこんなに成果を上げているじゃないか?」と具体例を挙げて説明すれば、聞いている方もわかりやすいでしょ?絶賛された公演とか、新作の初演とか、そんな成果を例示して説明すればいいだけ。何も自負心なんてわかりにくい言葉を持ち出す必要なんてありませんよ。 まあ、ダメダメな人が、根拠のない自負心にすがっているのは勝手でしょう。しかし、何も実績や成果もないのに、「オレたちはエライんだ!」と思っているので、やがてこうなってしまう。「こんなにエライ我々なのに、上手くいかないのは○○のせいだ!」 まあ、韓国人などは、その典型でしょ? そして、「悪いのは全部○○のせいだ!」と他者を犯人認定して、ますます、何もしないわけ。だって悪いのは自分のせいではないんだから、自分では何もする必要はないでしょ? ということで、ますます成果が上がらず、ますます、自負心にすがらざるを得ない。 あの人・・・なんかプライドが高い人だなぁ・・・と思わされる人って実際にいるでしょ? 実際に、その人が、様々なことを達成しているのなら、そんなプライドも意味があるでしょう。しかし、実際に成果を出している人は、そんなプライドが前面に出てくるというより、いわば余裕のある感じでしょ?プライドではなく自信のオーラですよね? それにプライドが高いだけでは、成果なんて上げられませんよ。必要に応じて、膝も腰も曲げないとね。 絶対に腰を曲げない妙にプライドが高い人は、逆に言うと、自分の腰を曲げてでもやり遂げたいものがないわけ。当事者意識のないダメダメ家庭の出身者は、「人に合わせよう」と無理に卑屈になったり、逆に根拠のない自負心を前面に出してきたり・・・ まあ、だからこそ、何も達成できないんですが。 (終了) *************************************************** 発信後記 先日の安部総理の辞任には、ビックリしました。 所信表明の直後に辞任なんて・・・シュールそのもの。 今回のメールマガジンのお題は、その安部さんの発想を考えるのに役に立つと思います。 彼って、はっきり言って何も実績がない人。だからこそ、プライドにこだわらざるを得ない。 石にかじりついても・・・なんて気迫がない。 まあ、安部さんの周囲の人は、健康問題にしてしまいたいようですが・・・ いかにも口裏を合わせてます、って、雰囲気ですものね。 本当に健康問題なら、もっとタイミングを考えることもできるでしょう。それに入院してから辞任表明すれば、それなりに格好が付くわけですし・・・ 気力云々もあるでしょうが、この場合でも、入院でもして、その後辞任すればいいだけ。 というか、精神的ストレスで体調を壊したのなら、モンゴルに行って温泉治療でもしたら? 「仲間」と一緒に温泉治療。一緒に背中を流しっこしたりして・・・ほのぼのだねぇ・・・ 以前に民主党の党首選びで、「アタマの軽いボーヤがバカばかりやったので、その反動が起こって、次には、経験豊かで重みがある人にやってもらいたい。」という心理に向いてしまうことを書いたことがありますが、政党が違っても、人間の心理は変わりませんよ。 まあ、自民党の人も、「お軽いバカは、もうこりごり!」って思っているはずですよ。 選挙の顔がどうのこうの・・・なんて考えている心理的な余裕なんてありませんよ。 トップのオバカのせいで、現実では、その下の人間の方にストレスが来るもの。それなのに、先に入院なんかしてしまって・・・ということで、ますます怒ってしまうのが、人間というもの。 これはどんな組織でも同じなんですね。 |
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